山の恵み 初タケノコ |
家の横の畑にある山椒の葉が 日毎に大きくなって来たのをずっと感じていました。
山椒の葉っぱが大きさを増してくると 山には筍が出始めます。
早く行かなくっちゃ!心だけは焦っていました。
猪が山に入ってタケノコを掘って食べるのは諦めていますが
何処からともなく人さまが 山に侵入するのは許せないのです。
筍を掘ってもいいから あとは土や葉っぱを掛けて欲しいといつも思っています。
そんなことは さて置き 今日は一人で行こうか迷っていました。
そうした所 「猪がやって来たら どうやって逃げる?」と聞かれ??
やっぱり 二人で行動する方が安全ですね。
小さくてもタケノコです。一本見つけると 次は同じ竹の筋を足で探ります。
猪が掘り起し過ぎて 土がこんもりした様子を見つけることは出来ません。
勿論 笹も上からヒラヒラと落ちてきて 土に覆い被さっているので分からないのです。
頼るは足の感触しかなく どちらが多く見つけることが出来るか探しました。
下を向くので 途中から目眩の様な酔った様な 何とも気持ちが悪くなりまして・・・
森林浴が出来ても 頭はグルグル回り出しどうでもいいわ~と思っていると
見つかるものですね。それも 普通よりも立派なものが。
もう2~3週間もすれば 見るのも嫌と思うかも知れませんね。
皮を剥ぎ取っても 食べるだけの大きな筍を採りたいと数十分は必死でした。
猪が掘った近辺や 毎年早めに出る場所を探しましたがやっと10本足らず。
充分です。 こんなに早く 竹林で見つけたことが何よりも嬉しかったです。
菜種梅雨らしく 雨が多くなりますね。
雨後のあとの筍は 果たしてどうでしょう?楽しみです。
菜の花が痩せても まだ少しずつ収穫出来 まいにちの料理に役立っています。
これは簡単にパンも作ることが出来 いつも重宝しています。
第二段階にあらかじめ あく抜きしたヨモギをすり鉢で擦り それを入れています。
ボコボコした表面が滑らかになっていく様子が見事です。
綺麗に丸めて餡子もうまく入って 手さばきがうまい!
出来立てを摘まむと お店にだしてもいいくらいに格好も良く美味しかったです。
18個位しか作ることが出来ませんが 近くのおばちゃん達に試食して頂きました。
何でも屋さんのお蔭です。
ご飯・若布との味噌汁・木の芽和え・若竹煮・天麩羅少々。
タケノコばかり見ていると食が進まず
二人で「今日は食欲がないね~疲れたね~」など話していましたが
何のこっちゃ!ない。
主人は夕飯の前に 餡子が入ったヨモギ餅を3個もペロリ食べたそうな~
私は揚げ物をして お腹がふくれたようです。
明日は息子を迎えに行きます。 いつもゴメンね。
忘れてないからね。
お母ちゃん 明日は卓也の好きなものを作るからね。