屋根の修理と村の子供たち |
いつまで経っても 建築士さんは私たちがロンドンに行っている間
震災の仕事が増えて てんてこ舞いらしく
しびれを切らした夫が 屋根の一部をはがしてしまった。
雨が降る前にと 朝の4時から活動を開始した。
先ずは 板のサイズを測った。
「見ておれ~」と言うから 「ほな 任せるよ!」と言って
一部の屋根だけを託した。 他の修理はいい仕事ぶりかを見てからのことにしよう。
私はその間 行ったことのない寿司屋に連れて行ってあげると誘われた。
夫は仕事を途中で止めるのは嫌だったので 今日は家に残ることを望んだ。
地元で有名な店との評判だったが 値も張り地元客は限られた人だけと聞いた。
予約客は関西や四国からの予約客のみ。
確かに腕も良く味はいいが 美味しい物を食べるのに何故か緊張しぱなっし。
こういうお店は「慣れ」が大事だと思ったが 絶対慣れそうにない。
今日限りだろうと思って 店内を記憶しながら帰宅した。 (店内撮影禁止)
気楽に食事をする方が 食が進みそうで体にもよい。
ある程度の緊張感があっての食事も たまにしたいと思うが
どんな職業にも職人気質と言う言葉があるものの
食べ物屋さんでの職人気質は にっこりやんわりと迎えてくれる方が印象も良い。
今回は連れて行って貰ったけれど 次の機会があれば気楽なお店がいいと頼んだ。
緊張のあまり やっぱり眠い時間が襲ってくる。
もう完全に治ったと思っていた時差ボケは習慣になり
私は一生時差ボケなんだろうか? これはほんまもんのボケ・・・なんだろうか?
だるい日々である。
学校帰りの村の子供たち3人が「おばちゃ~ん」と入って来た。
「氷 出来とる? ジュースある?パン食べてええ?」 言いたい放題だけれど
こんな子供たちが寄ってくれることや遠慮がないことが可愛い。
「おばちゃんが家にいる時は 玄関を開けているから」と話しているので
それを確かめて 飛んでくる。
大きな声が聞こえると「えらいこっちゃ!」と言いながら 夫までもが嬉しそうだ。
のどを潤した後は 夫の仕事ぶりを見て子供から面白い質問をし声を掛けていた。
そろそろ 時計の針を気にしながら帰って行った。
いつまでも手を振る3人が 道の曲がった場所を過ぎるまで確かめ家に入った。
一気に孫が増えてようだ。 元気を貰えたいい一日だった。