キャンパスの清掃活動後にザクロや銀杏を・・・ |
銀杏は臭いから 朝にはバケツの中でゴロゴロ皮を剥いでハイ~この通り!
皮の汁が飛んで顔がかぶれる人や手が痒くなる人もいるらしく注意するよう促したが
夫の皮膚はかぶれもせず強いわ~
クルミは庭の木から採ったが クルミの皮は渋染めに使うと待ちきれず採って来た。
実りの収穫時を迎え 豊かな秋を感じずにはいられない。
指揮を執る先輩が 大学の前を通るたび枝が伸びていることを気にしていたようだ。
そして 9月初めには招集が掛かったが・・・台風があり雨でつぶれる日が続いた。
10月から作業を開始すると思っている人も多く 参加者はごくわずか。
少人数でやりましょう♪
「もう 今日は終わりです~」と 先輩が大きな声で言うと
T先生は「ぼくは 今からゴミを集めます~」 はぁ?
T先生は年に2度くらい顔を見せて下さる。いつも遅くに来られる。
今まで 少ない学生を相手に好きな時間に好きなようにして来られたようだが
噂ではT名誉教授は社会のルールや組織の中で協調性を持つことが苦手らしい。
みんなで食事に行っても 一人だけ離れて飲んで食べていたことがあった。
不思議な方だと思って気になっていた。
ひょっとして私は まだT先生の良さに気づいていないのかも知れない。
肌に良いと言われているザクロがおやつに並んだ。
ザクロの効能は女性には飛びつきそうな いいこと尽くめ。
これ位の粒では足りん 足りん~
おやつを持ち寄り話も弾み こんな時間が長く続いて欲しいと思った。
校庭に生るザクロの木へ脚立を持ち飛んで行った。
童心に戻った二人の顔を見ていると これほど楽しいことはないと言った様子♪ ♫
みんなが貧しい時代には 暮らしを工夫したり生り物で季節を感じることが出来た。
今は物は豊かになったけれど 工夫することや有難さが少なくなったと感じる。
歳をとっても ガキ大将の顔は生き生きとして楽しそうだった。
銀杏の木やオリーブ・南高梅があちこちに見える。
水遣りを誰がするわけでもなく それでも育つ木は残って強い。
今の学生はこのような物は関心もなく不要だそうだ。
私達の特権で いただき放題。
何のための記念樹だろうかと思うが 実がつくと私達は嬉しくありがたい。
小さな粒の木の下で拾っていた処 大きな銀杏の木を教えて頂いた。
初めにザクロの写真を載せたが 私への分け前・・・凄いでしょう。
足腰の痛みが一日経って出てきたが このような恵みを見ていると忘れてしまった。