足裏ほくろ除去でオペ・・・メス入れ |
一応 オペと言うらしい。
担当は先日診て頂いた 好青年の医師である。
ニコニコして 患者の緊張を取り除くよう努力されている姿が何とも言えない。
先ずベッドにうつむき 切除の部分に印を入れていると説明された。
先日と同様 邪魔にならないように注意を払います!と誓い 撮影の許可を得た。
快くいい返事を頂き もう一人の若い医師が撮りましょう~と言って下さった。
よろしく お願いします~
全身麻酔と違って 多少気は楽だが いよいよだ!
執刀医に「写真を撮っている最中に 血を見て卒倒したら宜しくお願いします」と言うと
「写真を撮る気力があるなら 多分大丈夫!」と笑われた。
医師2名 看護師1名 患者の私・・・ 和やかな雰囲気の中
勇ましい曲が流れ オペ開始!と言わんばかりの意気込みが感じられた。
こ~んなちっちゃな ほくろなのに・・・
徐々に足も痛みを感じなくなり ぼんやりボケてきたようだった。
柔らかい皮膚を切るのも メスが入ると痛い音が聞こえてくるようでじっと見入っていた。
もう一人の若い医師が 気を利かせて撮って下さった。
怖いようで全く恐怖は感じられず どんな風に切って剥がして縫うのか興味が湧いた。
ザクロのような実・・・皮膚の下には 層があるんやな~
ご親切に聞いて下さった。
器用な医師に 「お裁縫も得意ですか?」と尋ねると「そんなことはありません」と・・・
「では 解剖時に気持ち悪いと思ったことは?」 「ありません」と・・・
血を見て気持ち悪いと思うことはないが
テレビでお好み焼きやたこ焼きの粉を冷蔵庫に入れず 外に出したまましていると
ダニが粉に湧いたのを見て 気持ち悪くなった~と仰った。
あはは~
みんな同じことに気持ちが悪くなることや 「私も同じテレビを見ましたよ・・」と言うと
その話で 随分盛り上がった。 気持ちがほぐされていくのを感じた。
よく運動会で流れる勇ましい曲だった。
医師は「今から始めよ!と言う合図か? もう終わった・・・曲が遅すぎた!」と
何度も ぼやいていらした。
若い医師が執刀前に流す お気に入りの曲だと思った。
そんな音楽を流す 今どきのドクターの粋な計らいで気持ちも楽だった。
私も何かを始める前に この曲を聞き気持ちを奮い立たせようと思った。
挑むには元気が出るいい曲だ。
縫い目が面白く みんなで見て終わり!と告げて下さった。
ライトの強さもあったが 後から汗が額からポタポタ落ちた。
オペの時間は30分だったが やれやれ~
何かあっても それは運命。
それよりも 何度も「緊張していませんか?」と気遣って下さった医師と看護師さん。
何と 楽しいオペであったか・・・
いいお医者様だこと。 看護師さんも段取りよくテキパキされていた。
抜糸は2週間後に予約した。
帰宅すると 夫は夕食を待っていた。
「ほんまに病院へ行って 切って来たんか?」
冗談だと思っていたらしい。
私は一生懸命話をしているが まともに聞いている様子ではなかった。
今日のことや 一応オペと言うことは何度もお話しましたよ。 ぷんぷん!
足の裏の黒いほくろは 癌になり易いので取った方が良いそうな~
みな様 足の裏をよ~く見て下さいね。
本当にお見苦しい足裏をお見せし あしからず・・・