ゴミ屋敷も平気~ |
長い間ほったらかしていた畑の野菜を見たくなった。
泥付き野菜は 見た目もゴチゴチで寸足らずやけれど
どれも色が鮮やかで お店では見られないようなB級の素朴さが感じられた。
高菜と大きな芽キャベツの葉+人参でお昼のお味噌汁をしてみた♪ ♫
次は 人参とセロリとパセリ+リンゴで命のジュースを飲みたくなった。
久し振りのジュースは甘く 自然の恵みに改めて感謝した。
花農家は お彼岸までにJAなどを通して 多くの販売に努力している。
しかし 野菜も花も思い通りに行かない・・・何と 難儀やな~
我が素人畑に咲いたのは 蕾がかわいい盛りなり・・・
お水をかえてあげると何日でも持って丈夫な花だが 村の花農家は橙色しか作らない。
私はpureな黄色が好きなんやけれど~
何故だか分からないが 黄色のキンセンカは島ではそう見なかった。
今度は 本土の園芸店で買いそろえたいと思う。
どう言うこっちゃ!
冬眠していたおっちゃんが動き出した!
古い戸を業者が廃棄すると言ったのを聞き「もったいない!」と また再利用するのか?
蜜柑の木への思いや 古くなった扉もむかしの人が家を建てたことへの思いが強く
捨てられないと 工事前に持って行かれては困ると思い柴納屋にしまっていたらしい。
扉のサイズを狭め 計測とカットに半日かかっていた。
こんなことをやりだすと ご飯もcoffee timeも忘れて没頭している。
やっぱり この人はこれが好きで 似合っているな~と久しぶり動く腕に嬉しかった。
傾いた所に 幅などを合わせるのは難しい。大工さんも「出来るか?」と聞いていた。
あとで「お父さん、よ~やるな~」と笑っていたが
主人はプロの仕事を「な~るほど!」と 熱心にじっと見ていた。
扉は見た目も良くしようと作っていたが そううまくは行かない。
大工さんもチラッと見ては口出しもせず その控え目さに物静かないい方やな~と思った。
大工さんが帰る頃までには完成したが 外はもう真っ暗。
夜に泥棒が入らなければ 出来上がりが多少悪くてもいいと思って見ていた。
今まで動きが止まっていた主人が 今日は痛いと感じず
大工さんと一緒になって 黙々と好きなことをしてくれたのが私は嬉しかった。
主人は 文旦の爽やかな香りがする砂糖漬け菓子が大好きである。
特に従姉が作るのは どのお店のものよりも美味しいと主人はこの時季を待っている。
甘さが文旦のほろ苦さも包み込んでいるから なお更美味しい♫
一旦摘まむと全部食べたこともあったので「もうない!」と言ったこともあったが
好きな人には たまらないお菓子だ。
お礼の電話をすると 忙しいから取りに来てとは言えず
また私宅に持って行くには大げさなので 家の局からレターバッグで送ってくれた。
そんな薄いbagで送ることが出来るのを この間も漬物を貰って知った。
便利で利用したいと思っていても 頭に浮かばなかったが
今度は いかなごの釘煮をあちこちに少しずつ届けられると思った。
ほこりが飛ぼうと 雨が降ろうと 気持ちが温かくなることはいくらでもある。
今日は そんな一日だった。