工事は進み されど悲し |
大工さん親子で 中と外に分けて大忙し・・・
私が喋り出すと仕事にならないと思い控えていた。
この窓からは四季折々の田畑の移り変わりが見え
特に 稲穂の頃は美しいだろうな~と想像した。
一番に入るのは 何と言ってもお父ちゃんだ。 毎日お疲れさんやね。
大工さんがお風呂に行くのは不便と思い 工事を早めてくれた様で有難かった。
壊したお風呂よりは広くなり足元が温かく なんて気持ちがいいんだろう~
ごくらく ごくらく~♪
明日は日曜日だけれど 来て下さるそうだ。
棟梁は全く休みがない。
今日は少し遅れて来られたが 昔の材木を再利用しようと家で削って来て下さった。
物を大事にする気持ちは我が家の便利屋さんとよく似て 二人は共通の話をしている。
家の修理のことは 男の方にお任せするに限る。
朝から気持ちが沈んで 全てが空回りしているような気がしていた。
通常なら 施設に歯科ボランティアの日で先生や衛生士さんが来られる日だった。
長年 ご厚意で施設に来て下さって利用者の歯の状態を診て頂いていた。
新施設長に代わり 全ての歯車が狂ってきたように思った。
歯科医の御夫婦は施設に出向いて下さって 新施設長に会いに行かれた。
前看護師のMさんがO歯科医にお願いして 歯科ボランティアが始まった。
歯科医の子供さんKasuちゃんとchu君は いつもご両親に連れられて来ていた。
利用者の歯ブラシを交換するお手伝いや コップに水を入れたりカルテを並べたり
それは見ていても可愛く このような施設に来てくれることがどんなに嬉しかったか・・・
初めて会ったあの日から 10年近くも経ったようだ。
良き出会いが合った筈なのに 利用者も安心して歯を診て頂いていたのに
内科の医師も 歯科医をも遠ざけてしまった。
これでいいのか? 心って何なんだろう?
歯科ボランティアは先月で102回を迎えたが 長い間 本当に有難うございました。
こんなさびしい所に 何度も足を運んで下さっただけでも嬉しかった。
明日から気持ちを切り替えようと思う。