保護者会の前に息子と・・・ |
息子と過ごしたいため自宅を7時頃に出て 8時半に着いた。
ウサギの数が増えて もはやウサギ小屋はその名の通りの状態であった。
水呑み場でゴクゴク飲む様子を見ているとそのウサギたちに和まされ 意気込んで向かう気にはなれず 息子はどんな顔をして廊下を走って来るだろうか?
そればかりを考えていた。
背だけは お祖父ちゃん似であるのが私には嬉しかったが 痩せ過ぎてはないか?
大好きなサンドイッチを持って行ったが 満腹なのか一口だけ食べ
Boss coffeeもいつものように欲しがらず 1本だけで無理は言わなかった。
たった一つ親に甘えたのは 歌を唄って欲しいと歌詞の出だしの言葉をつたない声を出して私に伝えようと必死に言い それを聞いた私は「わたしゃ音楽家 山の子リス~♪」と 調子よく唄う。
それを見て息子は嬉しいのかニッコリ。 「む~すんでひらいて」「ぞうさん~」「「いつのことだかおもいだしてご~らん」など ほんまに咽喉が疲れたわ~
歌あり絵を描くのもあり 僅かの時間でもこのように過ごせたことで息子は喜んでくれたんかな? 「また お母ちゃん来るからね」と言ってさよならした時 息子は支援員に優しく引っ張って貰い連れて行かれた。走る足音で 少し気持ちが楽になり安心した。
好きなかっぱえびせんがポキポキ折られ それを自らの描いた絵の魚の口に持って行こうとしたり 父親に渡そうとする様子は何年経っても変わらない。 歳をとっても幼いままだ。
無垢とまでは行かないが 息子は私よりはずっと心が清らかだと思う。
この子と一緒にいると心が洗われ 気持ちが優しくなる。
優しくなると 人を許すことも出来るような気がするが・・・