解体屋さんによっておしんの牛納屋が・・・ |
父は草を刈って牛に食べさせ それから学校に行っていた・・・とよく聞かされた。
おしんのことを母は 「牛は賢いんやで・・・懐っこいんやで~」と話してくれた。家の者が帰って来た時は「モ~モ~」と嬉しそうに声を上げ その仕草が可愛かったことをいつも話していた。 おしんはお世話をしてくれる人の手違いで亡くなったらしいが・・・そのことを母は辛くて二度と牛は飼わなかった。
おしんが暮らした 牛納屋が今日壊されようとしていた。
地震で牛小屋も傾きシバ納屋にもたれ掛かっているから 早目に壊すべきだった。
10年ほど前に 夫はトタンを張って瓦を置き直し簡単に修理をしたが この納屋を残した処で苦悩が増えるばかりだと 間に入ってくれた人に説得された。 時代の流れで 形ある物はなくなるんだな~と思う悲しさもちょっぴりあったが この男組4名がどのように屋根に上がるのかを見ていた。
トラックの荷台に ポイポイと瓦を投げていた。
途中で瓦からストンと落っこちそうになり「写真撮ってくれた?」と聞かれたが残念!
無風状態だったので ほこりが飛ばずに済んだ。
今夜の雨も ほこりを適度な湿気でおさえてくれラッキーな日だと思った。
それにしても おしんは立派な梁の納屋に住んでいたんやな~
しかも二階建て!
工事をしていた責任者の人は住宅としてでも住めたのに ここの牛は恵まれていたんやな~と呟いた。
そうなんかな~
もう 家の中に逃げようっと~♪ ♫
大きな音と共に今日が終わり ホッ。
ツバメも1年ぶりにやって来てグルグル仲間と空をまわっていた。
飛来は何よりも嬉しく いいことがありそうな~
家の中が静かやな~と思った時 夫がいないことに気づくがまた忘れ・・・
電話やメールが何度も送信して来たが うっかり携帯は何処へ~
あははは~
今日は病院へ行かなくてもいい日に決めると気が楽になった。
吾輩は 連日クタクタでござる。
月曜日ゴミの分別をするらしいが あとは素人考えでは簡単~簡単。
男組4人のお兄さん よろしくお願いします。