先達ご夫婦に 錦のお札を頂く |
私たちは昨日から一泊で お参りに出かけた。
昨日は7時からお寺に行くと ずっと同じ方と会うことになった。
殆ど月に4回 特に週末に多く2泊3日でお遍路に出かけるそうだ。
お遍路に熱を入れ始めたのは5年ほど前からとのこと。
今回で75回目らしい。
奥さんが納経帳の入った袋が一番の財産だと
たすき掛けの袋を抱えて見せて下さった。
30歳代でお遍路をし始めてから 納強帳等お参りに掛かった費用は?
総額400万円は軽く 越えているとしみじみ話していた。
「へぇ~~」と 周りで話を聞いていた初心者は驚くばかり。
その先達さんから頂いた錦のお札・・・
右のお札には 322回と書かれてあり御年83歳の御老人の先達さんだ。
真ん中のお札は100回目らしい。
左は163回目・・・
共通点は苗字に大(だい)と言う文字が三枚ともついていた。
大きなことを成し遂げるには 名前も「大」位は入らないといかんのかな~
お大師様の御縁にてこのお札を手にされた方が
ご多幸な人生でありますように 合掌 とも書かれていた。
これからも そのようになりたいと努力をしていきたいが・・・
お昼は美味しい おうどん屋さんまで教えて頂いた。
10時半開店・・2番目に並んだ。
10分もすれば店は満員になった。
海老は薄いパリパリの枯葉の上にのった様な 不思議な天ぷらうどん!
本場のうどんは コシがありお出汁もやさしい味だ。
私が注文したのはきつねうどん・・・大きなお揚げさんを箸で裂いた。
うどんの上にお布団みたいなお揚げさんが甘く きつねはいい揚げだった。
私達が食べている時 同じ様に先達さんの話を真剣に聞いていた
神奈川からの若い夫婦も入って来て 天ぷらうどんを注文していた。
早い昼食をとった後 お寺で何度かみんなと会ったが何時しかバラバラになり
また違う人たちと話をしたり 挨拶を交わしたりした。
お遍路をすると本当に不思議なことがある。
従姉もそのようなことが 幾度かあったそうな~
そんな人との出会いが 無性に温かく感じる。