お彼岸の中日 |
本来なら 20日はお大師講が村の集会所でありますが
お彼岸の間の1週間は花農家にとって 繁忙期で出荷に追われています。
来週末に お大師講の振替や1年の労いで食事会があります。
私は たまたま中日の今日 仏さまにお供えの食事の当番にあたりました。
肉も魚のご馳走もない こんなんでいいそうです。質素ですが体にいいですね。
私の家以外はどのお家も花農家で いつも綺麗なお花が飾られています。
今日はピンクのスイートピーが花瓶にいっぱい挿していました。
花の水を換えたり お掃除をしたり草抜きをしたり・・・結構 することがあります。
仏さまに「来週 また来ますね」と ご挨拶をしてお食事を下げさせて頂きました。
この食事の箱の岡持ちは次の当番の方へ持って行きますが
明日も同じように 当番の方がお参りします。
※岡持ち(おかもち)とは、料理を食器ごと出前する際に用いる箱のこと。
箱の(上面ではなく)前面に蓋が設置されたタイプの岡持ちでは、嵌め込み式の蓋を上下にスライドさせる機構を倹飩と言い、そのため倹飩箱(けんどんばこ)とも呼ばれる。
岡持ちには箱そのものを手で持ち運ぶための「持ち手」が上部についているが、現代では岡持ちごと出前機に積み、オートバイやスクーターで運ばれることもある。
(ウッキペディアより)
タラの芽を発見しました。 まだまだ生まれたての赤ちゃん芽です。
自然に山に育つなんて 素晴らしいですね。
タラも土筆もフキノトウもシジミも み~んな私のもの。
村の人々は大変忙しくて 私があっちゃこっちゃ 場所を教えて差し上げます。
そうしたら 目を丸くして驚きっぱなし。
曇り空でどんよりしているのに 竹の青さでこんなに緑がスッキリと美しいです。
竹や上方に伸びきった先の緑の葉っぱ・・・ あぁ いいな~
どこまでズンズン伸びるのか想像するだけで 果てしない夢を見てしまいそうです。
多分イノシシが通る道だと思いますが 頻繁に通る道のようで草が生えていません。
筍が出来初めの時にはイノシシの物で その後に人間さまが頂くそうです。
近所の山持ちのおじさんのお話ですが 多分そうなんでしょう。
肥料になればいいですが・・・
黄砂でなければ大阪湾がスッキリと見えますが 最近はほとんど見えないそうです。
両親の命日には このようなお祀りをします。
偶に 珈琲や好きだったお饅頭などをお供えしてあげます。
しっかり 召し上がってくださいね。
焼いた時に くっ付かないよう台を作ったそうです。
粘土の種類を変えて 試験製作中と申しております。
18日 UN先生宅に伺いました。
御年93歳でお元気とは言え お参りも大変です。
我が家から近くの霊園にお墓があり いつも行く場所です。
何にもできませんが これも何かのご縁でお参りさせて頂いております。
比翼歌碑にはお二人の相聞歌が刻まれ 切なさを改めて感じました。
「ときわ木の変わる事なき緑こそ 征でゆく我の心とぞ知れ」
「ときわ木の変わることなき緑もて 君に捧げむわが真心ぞ」
戦争と言う悲しい結果を引き起こすことは 二度とあってはいけないことだと
梅ちゃん先生にお会いして 強く感じました。
お彼岸の中日は 心穏やかに過ごせていい一日でした。