2日振り 職人が集まり活気づく |
のんびり主婦でも朝はとっても忙しく 順序通りに出来ないと何かを忘れた気になる。
ギョ! 何? 蜂が寝ている。 起こしてやろうと触って見たらもぞもぞ動いた。
こんなやかましい家で よくもまぁ~寝ていられるね。
よほど 居心地がいいのか鈍感なのか・・・
いつか私に捕まって あの世行きになるよ~♪ ♫
2日間誰も来なかった。 今日 誰も来ないと心配・・・
誰が来ても 欲しい時にいつでも飲んでもらうようにしている。
お湯は3時間ほどすると冷めるため またお湯を沸かして入れ替える。
だが 棟梁が手を付けないと 遠慮して誰ひとり飲もうとせず減らない。
そんな時は 帰りしな温まって~♡と言って手渡すようにしている。
円い筒の周りをコンクリートで固める為 来て下さったようだ。
二人でセメントを塗り始めた。3度目を塗った後 雨がポツリ~
私まで借り出され ブルーシートを一緒になって敷き煉瓦を重しにした。
必死の手伝いをしている私に Nちゃんはおやつを待つことが出来ずイライラ~
塗ったばかりの所に倒れそうになり つい大声で「危ない!」と言ってしまった。
きつい言葉を言った後 悪かったかな~と思い「おばちゃん怖かった?」と聞くと
「いつもお祖父ちゃんに怒られとる・・」と 私への気遣いが見られそれが寂しそうだった。
気持ちに余裕があれば 優しくしてあげられるのに・・・と申し訳なく思った。
水道屋さん達はお湯と水のホースを 風呂とトイレに繋いで試していた。
誰もいない時に そっと覗いてみた。
土台も木で支えコンクリートで固めたので 少しは頑丈になったと思った。
気に入った千本格子の戸を捨てず サイズ直しをしている様子が楽しそうな~
何処に戸を収めるのか棟梁に聞かれ その話が延々と・・・・
クロス屋さんが2日半の神戸の仕事を終え 午後から突然やって来た。
倒れた建築士さんが明日 ICUから一般病棟に移るとのこと。
ただ 言葉がハッキリ話すことが出来ているものの左半身が不自由で今後2週間のリハビリの為の入院が余儀なく強いられるそうな~ 命に別条がなかったことに関係者は一応にホッとしたらしく 今日から職人さんはそれぞれの場所で再開したと聞いた。
残った工事のことは 棟梁が指揮を執りお任せするとしよう。
何事にも生真面目な性格だったから~と みな口々に言うが性分は治らない。
彼の周りには 優しい気持ちの人達が静かに見守っているから大丈夫。
歳を取ると 黄な粉が咽喉をスッと通らず
お茶~餅~お茶~餅と言いながら交互に食べた。
餅がやんわりとクルミが香ばしく 都会の垢抜けた味だった。
お父ちゃんは 左官屋さん達と同じ阿闇梨餅(あじゃりもち)だった。
みんなで一緒に おやつにしようと言って机を囲み長くお喋りを楽しんだ。
明日はクロス屋さんが来てくれるそうな~
よくよく話をすると 私の小学校の後輩らしい。
彼が入学した時には 私は既に神戸に転校していたが・・・
今は私が田舎暮らしの後輩になっている。 ケセラセラで行くのでよろしくね!