利用者が振り回されない福祉法人とは? |
朝早く 息子の施設の大もとである法人本部へ連絡を取って行った。
支援計画の用紙がたった一枚 何の説明もなく入所施設から手紙で届いた。
施設に2名の専門の職員に聞いてもなお分からず 他の保護者は・・・?
入所の職員が分からなければ 本部へ~と言うことでアポを取って伺った。
本部では 2名の男性支援員が対応してくれた。
職員となって10年の男性はとても分かり易く説明をしてくれたので納得できた。
他の保護者も 詳しく説明を聞きたいと思うことを話すと
5月の保護者会には説明に来て下さるようだ。
一先ず安心。
しかし目的は未だ一つ残っていた。
施設で虐待がないにもかかわらず モンスターPの一人の母親と臨時職員約10名ほど・・・それに本部事務局長や同社の施設長・今の施設長たちが 若い施設長と完璧な仕事をし保護者からの信頼も厚かった看護師・仕事を徹底的にやり遂げる女性が彼らの意向で 他の施設に移動を強要された。
親が集会の場を持って看護師さんには利用者を看て欲しい!と理事長と事務局長に懇願したが 結局は彼らの前々からの企てに 何の意見も受け入れて貰うことは出来なかった。 親は無力なことを知らされるばかりであった。
看護師さんともう一人の女性も 保護者には後に知らされいつの間にかいなくなっていた。
次第と保護者も考え方にばらつきが出始め 初めは何事も夫に~と言われて動いていたことが 新施設長になってから「もう 要らんこと言わん様に~」「悪いけど黙っててほしい~」とまで 親同士でもギクシャク何とも言えない雰囲気になっていた。
虚無感を思いっ切り味わった。
そんな色々あった話を知っていて欲しいのもあり話したが 彼らはある程度知っていた。
過ぎ去ったことは仕方ないが 今後これから今の施設はどうなるのか不安な気持ちを聞いて貰った。
「頑張ります~勉強させて頂きます~変えて行きます」と移動してきた職員は自信を持ってその言葉を連発したが さて 何を?
もっと驚いたことは 事務局長と法人内の2人の施設長は「この3月で辞めます」と確か言っていた筈。ところが蓋を開けてみると 3名はしっかり残っていた。
あ~あと思い 若い職員と色んな話も終え部屋から出た処 何と第一代目施設長にバッタリ!法人本部の1階 肢体不自由施設の施設長に格上げされて納まっているではないか!
今年で辞めると仰っていたのに 何故こちらで施設長をされているのか?
また30~40代の若い熱心な職員をもっと重きに置いて世代交代をして 若い支援員を育てて欲しいと数々のことを話した。
また親しくされていたモンスターPのMさんは今どちらにいるのかも尋ねた。
私の質問に返答して下さったことで ほんまに3人組は悪いんかな?と自身に問うてみた。 神様が偶然にも 私への反省材料として会わせてくれたのかも知れないと思った。
夫は 館内のあちこちを見て戻って来たと同時に
その施設長がいることに驚いたが その場のみんなは何故かニコニコ~♪
こんな気持ち何やろうね~ 複雑な自分を徐々に感じていた。
前の施設長と もう一人の女性職員がこの建物にいることを知り会わせて頂いた。
二人はとっても元気でふっくっらされ 新しい職場で気分を切り替え仕事をしていた。
ものすごい複雑な気持ちが 数分の内に過ぎた。
そこで2時間半ほど経って 息子の所へ向かった。
そんなことを息子は知らず ご機嫌のいいこと。最近は良く食べる・・と嬉しい言葉。
障がいを持っていても この子達は敏感だ。
内紛があれば食欲が落ちることも 大きな影響だったと思った。
今はすっかり食欲も戻って 体重も少しずつ増えて来た。
これが何よりも 私にとって生きる活力となる。
そしてこの間は お姉ちゃんに会うことが出来た。「なおこに会ったね~」と言うと きらっと目が輝いた。 穏やかな気持ちになれたので 食欲も増したんだろうね~
施設内の支援員も分裂などせず振り回されることなく 子供たちを看て欲しい。
私も人を許すことが出来そうな気に少しだけなったから・・・