ツバメが朝イチに お礼の挨拶に来た |
いつもの様に朝一番に台所に立った瞬間 ツバメ三羽がずらっと並んだ。
昨日の子ツバメの両親とヘルパーのお助け隊(独身)だったと直ぐに感じた。
私の方を向いて 一瞬 三羽が静止した。
1回目のお産以後 最近では台所前で三羽が並ぶ様子など見たことはなく
後になって考えると これはヘビを追っ払ったお礼なんかな?と思った。
この様に 人間に対して礼を尽くす態度を見せてくれたことに感無量。
あんな小さな鳥類が出来そうには思えなかったが
あれは私が戦っていた時に 頭上を旋回してキ~キ~と言っていた三羽だろう。
朝のお礼の様子が一日中頭に残って 凄いな~不思議やな~と思った。
そして もっと驚いたことがある。
昨日は1羽助かった!と思っていたヒナが2羽見えた時には
ヘビに飲まれてしまった!と残念な思いの中に これで諦めるしか仕方ないと思った。
そうした処 もう1羽の黄色い口が見え 嬉しかった。
後の2羽は可哀そうなことをした・・・と 寝床に入っても何度も悔いたが
な な なんと!
お昼前になって 昨日よりも声が賑やかに聞こえたのでそっと見に行くと
4羽の口やら 首を延ばした子ツバメをしっかりと見ることが出来た。
親ツバメが敏感になりカメラを嫌うため 今日はカメラを向けることはしなかった。
これは夢かまぼろし・・・すぐ夫に確かめて貰ったら やっぱり4羽だった。
昨日はヘビの恐怖で 後の2羽は巣に籠ったままだったのか
顔を見せてくれなかったんかも知れないと思った。
ツバメも性格があるんかな? それとも余程の恐怖だったのかも知れない。
嬉しかった ほんまに生きていて嬉しかった。
昨日は朝どりした野菜を使って ちゃんとした料理をしようと思ったが
まさかのヘビが現れたことで 何にも手につかなかった。
でも今日はツバメが全員?助かったことに気を良くしたので 安心してクッキング~♪
前のゴツゴツした丸いのは 粘りが強い丹波の山芋・・・
ひょんなことで 何故か宝塚に住む先輩から送られて来た。
長芋はあっさりした味だが 丹波の芋は粘りが強く味が濃い。
口の中にジュワ~ッと広がり 咽喉をスルスル~と通り越し
こんな美味しい物はないと思った。
滋養・強壮の山芋は 食欲が落ちている人には元気になれる食べ物の一つ。
むかし母も娘もこれが大好きで 鉢とすりこ木を持って二人で楽しそうに擂っていた。
お喋りな二人は とろろをすすりながらも延々と話を続けていたっけ。
海苔や青シソで巻いて揚げた山芋の天ぷらは モチモチとした感触で美味しかったこと!
人参・かぼちゃ・ナスなどは揚げて 胡瓜やシソと一緒に三杯酢に浸けて冷やした。
酢の物はサッパリとして 夏の季節には欠かせないレシピの一つ。
七夕のことも忘れていた今日 ツバメが生存していたことで元気を貰えた日。
狙われない様 早く羽ばたく練習が出来たらいいのにな~