最高齢の手術 |
こんな札を作って欲しいと言われ お見せするとUちゃんはニッコリされた。
昨日は 94歳のUちゃんがオペの日だった。
朝 主治医が回診時に「今でもキャンセルできますよ」と・・・
しかし Uちゃんは「まな板の鯉です がんばります!」と強く言った。
午後オペが始まり 3時間ほどで部屋にベッドのまま戻って来た。
「痛い!痛い!」と 目が覚めると切ない声がした。
「泊まって~おねがい!」と言われた。
よっしゃ!それなら泊まりましょう~頼られると嬉しくなり了解した。
夜中 何度も看護師さんが入って来られ 朝はフラフラしていた。
今朝の回診時 Uちゃんは若い主治医に
「死んだ方がましと思ったわ! 二度と手術はしないわ!」と・・・
青年医師は静かに「だから キャンセルは今でも出来ますって言ったでしょう~このオペはする前から ずっとドキドキしていたんですから~」と 笑いながら仰った。
医師が医師の体にメスを入れることは・・・大変だったでしょう。
なんでも主治医は新聞や雑誌でも何度か取り上げられ 前途有望な腕の良い医師としてかなり有名なそうな~
感じの良い腰の低い医師にお出合いして Uちゃんも満足。
早くUちゃんの痛みが軽減され 良くなります様に!
一日ぶりの家は よその家に来たみたいで寒いな~と思った。
主人は今日 病院へ迎えに来てくれその帰り道・・・
村のゴミ当番や お膳当番のことの話をしてくれた。
一番心配していた村の仏さまのお膳のこと・・・
ご飯と菜の花や人参 高野豆腐の膳を祀ってくれ
お茶やお花を換えて お墓や集会所等の掃除もしてくれた様だ。
仏さまも男料理に喜んでくださったかな?
村の行事に協力してくれる主人に 心でお礼を言った。